【新型 FC】新型 メルセデス AMG CLS53 & CLS220d エクステリアを比較!
New Mercedes-AMG CLS53とCLS220dを並べて紹介します!
新型 AMG CLS 53が9月6日に発表されました。CLS220dの新型は既に6月に発売となっています。
9月6日と言えば競合車となるAudi A7 Sportbackの発表と重なりますね。A7もレポートしていますのでよろしければ、こちらもご覧ください 。
今回はAMG CLS53とCLS220dを同時に紹介します
上:AMG CLS 53/下:CLS 220d
【新型 FC】新型 メルセデス AMG CLS53 & CLS220d エクステリアを比較!
【新型 FC】新型 メルセデス CLS220dとAMGのインテリアを比較します!!
まずは諸元を
CLSには現在3つのモデルがります。
・CLS 220d:直列4気筒2.0L ディーゼルターボ FR/799万円
・CLS 450 4MATIC:直列6気筒 ガソリンターボ+ISG 4WD/1,038万円
・AMG CLS 53 4MATIC:直列6気筒 ガソリンターボ+ISG 4WD/1,274万円
今後、AMGの43、63などが追加されれるかもしれません。
ご覧の通り、車格は同じです。
エンジンと出力がグレードによって異なります。
CLS220dは、ディーゼルエンジンとなります。CLS450とAMG CLS53は、「3.0Lガソリン+ISG」の同型エンジンを搭載していますが、AMGは高出力化が図られています。高出力化は、ターボの違いから来ているようです。。。CLS450はツインクロスターボですが、CLS53は更にターボを大型化し、効率と出力を高めているようです。実際のところはどうなのかはよく分かりません。
フロント
それではエクステリアの紹介に入ります。
上:CLS 220d/下:AMG CLS 53
フロントマスクのデザインはメルセデス-GTに似ています。。。フロントエンドがサメの鼻先を想わせるように尖っていますね。
デザンの狙いはボンネットを長く広くすることで、実際よりも面長に優雅に見せること、尖った鼻先の形状によりシャープさを強調すること。
最近のVOLVOボルボやマツダもこのデザインですが、狙いは同じです。
上:CLS 220d/下:AMG CLS 53
フロントの特長をまとめておきます。
まずはCLS220dです。
・シングルルーバータイプのダイヤモンドグリルを採用
・エアインテークの形状を台形型とし、ワイド感を強めている
・左右の エアインテーク部には、2 本のフィンを装着
次にAMG CLS 53 です
・シルバークロームのツインブレードグリル。。。よりスポーティな印象です
・フロントスポイラーにシルバークロームのフロントスプリッターを備えている
・左右のエアインテーク部にはシルバークロームの水平フィンが 2 本ずつあしらわれ、その外側 にブラックのフリックを装着
実際並べて見比べると、AMGのスポーティ感と上質感が際立ちますね。
サイド
次にサイドを見てみます。
上:CLS 220d/下:AMG CLS 53
なだらかな流線形のルー フラインや高いウエストラインがクーペらしさを醸し出します。
先代よりもスポーティさ、流麗さが増し、より洗礼されています。
ウィンドウはメルセデスのクーペモデル共通のサッシュレスウィンドウを採用しています。
それにしても、、このサイドビューが良いですよね。。。横から眺めてカッコいい車は本物だと思います!
リヤ
リアはどうでしょうか。
上:CLS 220d/下:AMG CLS 53
CLSで一番好きなのがこのリアです。。最高のプロポーションですよね!
CLSに関するメルセデスの公式解説に。。。
ベンツデザインの基本思想 「Sensual Purity(官能的純粋)」に基づき、キャラクターラインやエッジをできるだけ廃し、曲面で表現されたボディは、シンプルでありながら陰影による豊かな表情が表現されている。
。。とありますが、CLSで最もこの思想を体現しているのがリアです。
バンパー左右にあるエアアウトレットのスリットはAMGは本物ですが、CLS220dはダミーです。
AMGは、徹底的に空力や整流の効率化を追求していますので、ここ以外にも様々な本物の仕掛けが施されています。
。。。蛇足ですが、New BMW X4が真似てきましたね、よく似てます。興味ある方はこちらをご覧ください(笑)
リヤ&エグゾースト・パイプ
次はリアを後ろ正面から見てみます。
上:CLS 220d/下:AMG CLS 53
リアコンビランプの高さが絶妙です。。。ボディシルエットがルーフからなだらかにショルダーラインへ広がって、そこからウエストラインへと落ちていきますが、僅かに下めに配置したランプがバランスよいです。
AMGには、トランク部にスポイラーリップが装着されています。ディフューザーとクローム仕上げのデュアルエグゾーストエンドが相まり。。。スポーティ感と上質感が際立ちます。
サンルーフ
AMG CLS 53
サンルーフにベージュのシートが映えますね ♪
こんな写真を見ると、ベージュシートとサンルーフをセットで装着したくなってしまいます (笑)
グリル&エアインテーク
上:CLS 220d/下:AMG CLS 53
CLS220dは、ダイアモンドグリルとなりました。.
AMGは、シルバークロームのツインブレードグリルが採用されています。
ハイエンドモデルは、今後このツインブレードとパナメーリカのどちらかということですね。
左右 エアインテーク部には水平フィンが 2 本ずつあしらわれています。
AMGはシルバークロームで、その外側 にブラックのフリックが採用されています。
因みにですが、エアインテークは、ダクトを通してフェンダー前部に空気を流し込み、ブレーキ冷却と消音化に寄与しています。
それとAMGに関しては、エンジンルームの熱がダクトを通して、フェンダー内のタイヤに吹き付け、冬場にタイヤウォーマーの役割を果たします。
ホイール
次にホイール
上:CLS 220d/下:AMG CLS 53
タイヤサイズは、フロント:245/40R19、リア:275/35R19 でCLS220d、AMG CLS 53ともに同サイズとなっています。
AMGの20インチホイールのハイグロスブラックとシルバーのツートーン 5スポークが目を引きますね。ブラックホイールは車を引き締めます ♪
小ネタ。。。
New CLS以降、Cクラスもホイールの外周部にプレートが装着されていますが、これは空力性能の向上を狙ったものです。ホイール周辺の空気の流れをスムーズにし、消音性を高め、同時にホイール内に空気をより多く取り入れて、ブレーキの冷却を行います。
ホイールのブレーキダストの付着にも効果もあるかもしれません。メルセデスはすぐ汚れますから。。。
ライト
AMG CLS 53
ヘッドライトは細くて幅の広いデザインです。よく見ると側面が内向きに傾斜して立体感を出しています。シャープな印象とダイナミックさを同時にかもし出していますね。
エンジンルーム
次にAMG CLS 53のエンジンルームです。
因み、これは↓↓CLS 220d:直列4気筒2.0Lディーゼルターボ/194PS/400Nm
ディーゼルターボです。
これは↓↓CLS 450:直列6気筒2.0Lガソリンツインターボ+ISG/367PS/500Nm
いわゆる、マイルドハイブリッドです。
これは↓↓CLS 450:直列6気筒2.0Lガソリンツインターボ+ISG/435PS/520Nm
型式はCLS450と同じですが、ターボの強化によるパワーの引き上げが行われているようです。。。今度確認したいと思います!
サスペンション
AMG C53とCLS220dではサスペンションが異なります。
↑↑ こちらはCLS220dのサスペンション「AIR BODY CONTROL」
電子制御のマルチチャンバーエアサスペンションを標準装備しています。車高の調整も可能です。フロントは4リンクダブルウィッシュボーン式、リアはマルチリンク式となります。
↑↑ こちらは AMG CLS 53のサスペンション「AMG RIDE CONTROL+」
C220dと同様に電子制御式のマルチチャンバー型エアサスペンションですが、より高性能です。こちらも車高調整が可能で駐車場のスロープなどで、ボタン操作で車高を上げることができます。フロントは4リンクダブルウィッシュボーン式、リアはマルチリンク式となります。
AMGはサーキット仕様を謳い、サスペンションは固めの印象はありますが、高価なサスペンションなだけにスプリングやショックアブソーバーの設定幅が大きく、微細な設定も可能、一般道においても素晴らしい乗り心地を堪能できます。
コストを度外視すれば、やはりAMGが良いです (笑)
まとめ
AMGとベーシックモデルのCLS220を比較すると当然ながAMGが良いに決まっていますが、エクステリアに関して言えば、差は少なく、コストパフォーマンスはベーシックモデルが上といったところです。CLS220dが800万円台で乗り出せるのは魅力的ですよね。
競合車のAudi A7ですが、1000万円を超える価格設定は高価ですが、もうしばらくするとA7のダウンサイジングモデルが登場するようです。。。CLS220dと良い価格勝負となります。
ますます楽しみが増えそうですね (^_-)-☆
次回はCLS220dとAMG CLS53 のインテリアをレポートします。